★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「kizz_army」のジャンル別Blogリンク!! 興味のあるジャンルのタイトルをクリック!! (^^) ==過去に書いた記事はこちらのBlog == ≪ KISS KIZZ ROCK'N ROLL FIRE!! ≫ == フォトリーディング&マインドマップ活用の読書記録 == << 知識増量堂 ブックセンター >> == 世界遺産を見たぁ~~~いい! == ≪ 世界遺産に魅せられて… ≫ ==日常を向上させるヒントや情報のBlog== ≪ 日 常 向 上 旅 団 ≫ ==映画鑑賞専用Blog== ≪シネ、シネ、シネマ団≫ ==コンサートや、観劇、スポーツ観戦のBlog== ≪鑑賞、観戦、観劇…やっぱり生がいい≫ ==テレビ観賞専用Blog== ≪テレビっこ、世にはばからせていただきます。≫ ==食べ物の情報、食い物屋の情報等のBlog== ≪マスタ! おまかせでお願い!≫ ==きれいな日本語を話したい! って事でそのまんま!== 《きれいな日本語を話したい!》 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ さて、アタクシkizz_armyのジャンル別Blogの中に、 『テレビっ子… 世にはばからせていただきます。』 ってのがあります。 これ… タイトル付ける時に悩みました。 当然、元ネタは 『 憎まれっ子 世にはばかる 』 なのでありますが、実はこの言葉、 アタクシの認識だと、現在世間で通用している意味は 「誤用である」との認識があるからなんですよ(^^; 昔、こんな記事を書きました。 『「朝顔」が「つるべ」を取る不思議を探れ!!』 恐ろしい事に、もう4年も前の投稿ですわな…(^^; 今読んでも非常に興味深い!! この記事に出てくる「S先生」ですが、もう名前出しちゃいます。 「塩沢 清」先生です。 「ガキ大将行進曲」と言う作品は映画化されました。 残念ながら、数々の作品は絶版のようで手に入れる事は出来ないようです。 (直接もらったのが、うちにはあるけど… (^^;) でね、その塩沢先生が「つるべ」の問題と同じ様に 教えてくれて、非常に印象深いのがこの、 『 憎まれっ子 世にはばかる 』 なんですよ。 「はばかる」ってのは、そもそも「はばかり」に代表されるように こっそりとする事なわけです。 「はばかりながら…」って事ですよ… (^^; その時の塩沢先生は、こうおっしゃいました。 ・もともと、<はばかる>に<おおきな顔をする>と言うような意味はない ・一般的に知られている、 憎まれっ子が大きな顔していると言った意味はおかしい ・これを踏まえると、憎まれっ子ってのは こっそりと生きてかなきゃならないもんなんだ と言う意味なのではないか? と… アタシャ、これをずっと信用してました。 なので! 『テレビっ子… 世にはばからせていただきます。』 ってタイトルにすると、本来の意味と、一般的にとられる意味と違う事になる… 『きれいな日本語を話したい!』なんて言ってるのと矛盾する事にもなる… だから、悩んだんです。迷ったんです。 このタイトル… で、調べました(^^; まずは、辞書… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー はばか・る3 【▼憚る】 (動ラ五[四]) 〔1〕 [1] さしさわりがあるとして、さしひかえる。遠慮する。 ・ 人目を―・る ・ あたりを―・らぬ高歌放吟 ・ 外聞を―・る [2] 障害にあって進むことをためらう。 ・ 富士の嶺を高み恐(かしこ)み天雲もい行き―・り〔出典: 万葉 321〕 〔2〕 [1] はばをきかせる。大きな顔をする。 ・ 憎まれっ子世に―・る [2] いっぱいに広がる。はびこる。 ・ 弥陀の身も天のみ空に―・りてよもせばしとや思ひしるらむ 〔出典: 散木奇歌集〕 〔補説〕 〔2〕 は、「幅」を活用させた語とも、「はびこる」からともいう 「Yahoo版 大辞林より引用」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー って事で、 全ては、〔補説〕に集約されてます。 そもそも、同じ言葉が全く逆の意味っておかしいでしょ? (^^; 考察の結果、どうやら塩沢先生が言った解釈はちょっと違うみたいです。 本来のことわざの意味は、やはり 「憎まれっ子は 世の中にはびこっている(幅を利かせている)」 って事の様です。 ただ! 本来の意味からすると「はばかる」ってのは明らかにおかしい… 「誤用が定着してしまった」と言うお決まりのパターンみたいですよね。 まあ、それは仕方のない事ではありますが… でもさぁ~ まったく逆の意味ってのはおかしくね? それはダメでしょ?(^^; そもそも、いい例として「はばかる」を「幅を利かせる」みたいな意味で 使うのって、この「憎まれっ子…」の時だけでしょ? 「あることわざの時だけ、反対の意味で使う」 無理矢理すぎませんか? (^^; 「はばかりながら…」って、 大手を振って歩くイメージ抱く人いないでしょ? なので! 未だにこのことわざ自体使うのをためらうのです。(^^; つってもね、アタクシがここで吠えてもどうにもならんのですがね。(--; なんせ、室町時代位からすでに、誤用されたまま広がったって事らしいんで…(^^; で、調べてる最中に全く同じ事思ってる方がいらっしゃいました。 「絵空ごと」 更に! NHKでもこのネタ取り上げていたらしいです(^^; 「たそがれblog」 そこまで考えて、未だに使うのを躊躇させるぐらい、 個人的には納得のいかないこの言葉ですが、 結局語呂のよさには勝てず…(^^; テレビ番組用のBlogのタイトルとさせていただいたわけです。 お粗末!! (^^; でも、ほんと納得いってないから… (^^; #
by kizzarmy_wording
| 2008-06-04 09:13
って事で、昨日の続きです。 もうここまで盛り上がってくると、(ってアタクシひとりだけだけど(^^;) これって、シリーズモノとして、 どっかに連載コラムでも載せられそうな勢いジャン! <ばか って事で、思い出しました!! グダグダと言っているアタクシの本来の目的を… 昨日の記事の終わりの方では、すっかり意気消沈… 消え入りそうな元気のなさ… 「地球を救う事」に対して苦悩する「ウルトラマンメビウス」の様に 悩みの森に迷い込んでしまったかの様だったのですが… しかし! この理屈を振りかざせば怖いものなし! 一筋の光が見えてまいりました(^^)/ それはね… そうです! 「正しい日本語」ってな大刀振りかざすから、 非常に難しい事になってしまうんですな… 国語学者なわけじゃないし… 別にそればっかり研究してるわけじゃないし… なにかの資格を目指してるわけでもないし… ちょうど3年前に、この手のジャンルの話を書いた時のタイトルが まさにそれです!! 『きれいな日本語を話したい!!』 ↑ これよ ↑これ!! 別にね、友達と話してる時には仲間内にしか通じない言い回しをしようが、 多少間違った使い方をしようが構わんわけです。 でも、公の場や、仕事上の事、初対面の人と話す時等々、 やっぱり不快感を抱かせるような日本語を話したくないもん! ましてやよ? テレビに出ているアナウンサーやら、キャスターやら、コメンテーターやらの 話す事のプロや、接客する人間やらは尚更な「はず」なんですよ。 アタクシの様に まだ違和感を感じる者がいる以上、 プロたるもの「美しい日本語」を話さなければならない「はず」だと思うわけです。 まがりなりにも「学校」で「正しい」と教わった事なのですから… で、そのく気になる言い方の最たるものが、「ら抜き言葉」であり、 「すごい/すごく」の使い分けだったりするわけです。 「ら抜き言葉」もここまで浸透してくると、 歯止めは効かなくなってる様な気もしますが、 やっぱり聞いていておかしいもん! その最たるものをご紹介しましょう(^^; それは… 「入れれる」… まあ、正しくは… と言うかアタクシの様なモノが違和感を感じない言い方は 「入れられる」… ですわな… ここから、「ら」を抜くわけですから、「ら抜き言葉」を公の場等でも 使えてしまうような「オーソリティ」の方々にとっては 「入れれる」… まったく持って「正しい用法」なわけです。(^^;;; しかし… さぁ、そこで言ってみてください! 「入れれる」 って… 「入れれる」 って… もう世代が違うので、そういう言い回しをする世代の方は知らないかもしれませんが、 アタシラの世代のものは思わず、 「レレレのおじさんかよ!」 と、突っ込みたくなるはずです(^^) ギャハハハ… ♪オォデカケェデスカァ~~ イレレルノレェ~~~~♪ ってか! 思わず言っちゃったとしても、そこで「なんか変だな?」とか 「言いにくいな」って思わないのかなあ? それが逆にすごい! なん度でも言い直してみちゃうもん… 「入れれる」って… (^^; 絶対今日一日中、耳に残ると思うよ? 「入れれる」って… (^^; トイレとかで一人になった時、きっと思わずつぶやいてしまうと思うよ 「入れれる」って… (^^; ここで違和感抱かないって、今って学校って最初から「ら抜き」で 国語の授業やってるんでしょうか? もしかして、「活用」の勉強って「ゆとり教育」とかの影響で、 教科書から抹殺されてるの???? 同じ様にどうにも拒否反応を起こしてしまうのが 「ギザ すごい」とかって言うのの「ギザ」… 「ちょぉ~~ ○○」 とか 「げき ○○」 とかだったら、まだ、元のきちんとした形があるからね。 「超」であり「激」であり、意味もそれなりにわかる。 「マンモス うれぴぃ~」にしたって、「マンモス」を知ってれば なんとなくまだ意味を汲み取れる。 しかし「ギザ」なんてないからねっ! アタシャ最初は「ギザのピラミッド」を連想したのよ。 その雄大さを表現して、「すごい」って意味の接頭語としたのかな? まだそれだったらなんとなくわかるな って思ったの… そしたら、単に「ギガ(メガの上ね)」をメールで打ち間違えた時の言葉だとか… なもんわかるか!(^^; そりゃもう、「ハナモコシノコケサ」って、「すごい」って意味って 事にしたから、今日からみんな使ってね。 なんてのと同じ感覚よね(^^) それを単に仲間内で言ってるだけならいいんだけどね。┐(´д`)┌ まあ、実際間違った使い方、勝手な造語が定着した例もあるんで あんまり目くじら立てるのもなんなんですがね(^^; だいたい「めちゃくちゃ」や「むちゃくちゃ」なんて言葉、 よくよく考えるとほんと「めちゃくちゃ」で「むちゃくちゃ」ってな感じしない?(^^; 「くちゃ」ってなんだよ! 「くちゃ」って! (^^; 辞書引くとおもしろい説明載ってるよん♪(^^) って事で、周りから何を言われようが、 『きれいな日本語を話したい!!』 これにつきるわけです。 あ、でもあれよ、自分が接客受ける時とか、 金払う相手に対しては、当然の事ながら それを相手にも要求します。(^^; 「まともな日本語を話せない方との取引はお断りします」 って言われて、自分が仕事を失ったら 「そりゃしかたないわ」 って思うもの… 当然、逆も又ありきって事ですな(^^; 今大ブレイク中の 柳原可奈子 さんが真似している様なしゃべり方の 店員に接客されたら、激怒する事間違いなし!! (^^; #
by kizzarmy_wording
| 2007-09-21 09:55
えっと、昨日の続きと言うか関連記事です(^^; 昨日の「漢字の使用率」の件を調べようと、 ネットをウロウロしていて、見つけたんですが… アタクシ、わりぃ~~とショックを受けたのでございます。 足元をすくわれたといいましょうか… 根底を覆されたといいましょうか… 実際問題! いやさ、本気で! 『 「すごい」は正しく使いましょう運動 』 なんてのを、このBlogを中心に大々的に展開しようと思っていたんです。 ブハハハハハ… (オヤジ笑い) ところがですねぇ、そのネットで見つけた事実ってのがですね。 実は、「すごい(く)」と言う言葉は本来 「恐怖を表す時に使用する」 って事だったんです。 がぁ~~~~~~~ん… 「すごい/すごく」の使い分けなんかでグダグダ言っている以前に、 そもそも本来の意味としては、間違った使い方を随分としてるわけなんですな! その元ネタの記事はこちら=> 「すごくやばい」 とは言え、 「びっくりするほど程度がはなはだしい」( 大辞泉より引用) ってな意味もあるので、まあ並外れている事を形容する使い方も できなくはないようなのですが… 辞書に載っている意味を総合しても、 上記の記事にあるような「 すごくやさしい 」と言うのは どうやら間違った用法みたいですね。 「畏怖の念を抱くほどのモノ」に対して形容する時に使うのが正しいようです。 う~~~む… 奥深いぞ!! しかし、ここまで細かく気にしていたら、って言うか自分で気にする分には いいんだけど、周りにまで 「 <すごくやさしい>は違うから!」 なんていい始めたら、相当嫌われ者になるでしょうね。(^^; あ! つっても、「すごい/すごく」の使い分けは厳しく、 周りの方々も巻き込んでしっかり取り締まりたいとおもっております。 思っております…(^^)/ 思っております…(^^)v 思っております… (^^) 思っております… (^^; 思っております… (ーー; 思っております… (;_・) 思っております… (ノ_;) 思っております… (ノ_T) 思っております… (T_T) 思っております… (T O T) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [用法]すごい・ひどい―― ◇俗に連体形を副詞的に用いて「すごいおもしろい人だ」のような言い方もある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (大事泉より引用) なんだよ! 「ような言い方もある」ってよぉ!(--; それは、単に 「そう使われてしまっている現状がある」 って事なの? 「すでに正しい用法として認められてる」 って事なの? どうなのよ!! はっきりしてよ! いつも言ってますが、言葉なんて変化するものです。 間違った言い方も、だんだん正しくなっちゃったりします。 でもさぁ、これってさあ「品詞」の間違いでしょ? 活用の間違いとか、省略形が定着したとかじゃないじゃん! 「根本的な間違い」だと思うんだけどなぁ==(T_T) でも、上の説明だと「すごい=連体形」ってなってるから、一応活用の範疇なのか…(^^; う~~ん、微妙だなぁ~~ こんな事説明書きが辞書に載ってると、 華々しくキャンペーンの展開ができなくなっちゃうじゃん! あぁ~~~~~~~~~、ショック… どうしたもんかのぉ~~(^^; #
by kizzarmy_wording
| 2007-09-20 09:43
えっと、今日は珍しくニュース記事をネタにします。 さてさて、たまたまなんですが、 読売新聞のWebページ 「YOMIURI ONLINE」 にて、こんな記事を見つけました。 国語世論調査 パソコンで漢字を多用する時代(9月18日付・読売社説) まあ早い話が、 書くことは出来ないけど、パソコンや携帯が変換してくれる分には じゃんじゃん難しい漢字でも使っちゃってます。 って事なわけですわな(^^; 昔なにかで聞いたんだけど、 「文章における漢字の使用率って適正な値がある」 ってのがあって、むやみに漢字を使えばいいってもんじゃない って意識は割とあったんですわ… で、今調べると、ある著書によるとその値は30%って 事になってるらしい… でね、まぁきちんと数値を把握してるわけじゃないし、 そこまで拘(こだ)っているわけではないんだけど、 こうやって Blog を書いてると結構漢字の使い方って 気を使ったり悩んだりする事が多いんですよ(^^; 例えばタイトルになっているような漢字達ね。 ふつうに手書きで書いてたら、「あいつの所為」なんて絶対にかかない…(^^; でも、「せい」ってすごく漢字多いんだよね。 まあ、文脈からどう考えても他の「せい」にはならないけど、 使いたくなる場面も結構ある… 「あいつの性」、「あいつの姓」、って事もありえなくはない(^^; あと、「そういう性質(たち)」とかね。 使い慣れてなくて、他にわかりやすい読み方がある場合は微妙… 更に同じような事で、読み方を指定しなければどっちの読みかわからない場合… わかりやすい例が「私」… 「わたし」なのか「わたくし」なのか? 「あたし」、「あたくし」も加わる。 なので、アタシャあえて、「ワタクシ」とか「アタシャ」とか書いてる(^^; 「昨日」「一昨日」なんかもそう… あえて、「さくじつ」とか「いっさくじつ」と読んで欲しい場合もある。 逆に人によっては、漢字の場合は「きのう」「おととい」とはあまり読まなかったり… むずかしぃ~~~~~~~!!(^^; たったこれだけの文章でも実はすごく悩んで書いてる。(^^; 「敢えて」「凄く」「分かり易い」「同じ様な事」とかね。 ここまでの文章では、あえてひらがな使ってます。 それと、「又」「御座います」「下さい」「出来る」あたりは ひらがなで書いた方が、かしこまってなくていい場合とかあるでしょ? この Blog とかね(^^; とくに「御○○」なんてのは「ご」「お」の方がしっくり来たり… まぁねぇ、ひらがなを難しい漢字に変換してくれるだけでなく、 今や読みのわからない漢字だって「Yahoo」あたりの 辞書機能を使えば一発だもんね。(^^) でもさぁ、ちょっとカッコいいからとか、なんとなくその方が賢そうだからって事で、 変換したはいいけど、「自分も単体では読めなさそうだな…」って漢字には ふりがなふろうかなとも思うんだけどさぁ~ うがった見方すると、それって 結構嫌味!! じゃん?(^^; アタシャ読めるけど、みんなは読めないだろうからふりがなふりました みたいな? 書けって言われたら書けないのに、たまたま変換されちゃったらか 使ってみようか… 程度なのにさ…(^^; つっても、漢字って便利よね。同じ読みでも一発で意味わかるしさ… って事で、たかがBlog、されどBlog、たかが漢字、されど漢字、ってな話でございました。 でも、この話… 次回に続くのでありました(^^; ダハハハ… #
by kizzarmy_wording
| 2007-09-19 10:07
さて、さて、思い起こせば既に2年も前… 時はまさに、あの「アテネオリンピック」の熱狂が残る秋… こんな記事を書きました。 =>『きれいな日本語を話したい!!』 その中で言っています。 「すごい」じゃなくて、「すごく」だよ! って… これがさぁ~ まぁ、時を経れば経るほど状況は悪化しておりまして…(--; 例えば、本日 2008年2月20日には、 まがりなりにも「ニュース」と言うカテゴリの中に入っている記事の中で、 「あぁ~私すっごい疲れてたんだな。毎日お疲れさま!」 なんて表記を平気でやられると、悲しくなりますな(^^; 今に至っては 「すごく」って言葉自体が消滅してしまうのではないか? って位のもんだもんねぇ~ 大前提を言います!(^^; 「言葉なんて時代と共に変わっていくもの」 これはねぇ、ほんとそういうもんだと思います。 言語の宿命とでもいいましょうか… それもわかります。わかってます。 だぁ~ けぇ~ どぉ~ 進化するならいいけどさぁ~ 退化するのはよくないのよぇ~ 話し言葉が ちょっと砕けた言い方になったり、 粋な言い方になったり しゃれの効いた言い方になったり、 そういうのはいいと思うんですが、 本来の機能を果たさなくなるのは、 やっぱり憂うべき事なんじゃないかな? と、思うわけなんですねぇ~ 未だに気になって仕方がないのが、「ら抜き言葉」… まぁねぇ、これは100歩位譲ると、まだ「仕方ないかな?」と思える部類… なんでかってぇと、意味的には役に立つほうへ変化したからね。 「可能」と「尊敬」の区別が容易に付くようになっているってのがあるんだよね。 本来なら… 「食べれる」 じゃなくて… 「食べられる」 だよね。 でも、「食べられる」ってのは、 賞味期限過ぎてるけど「たべられる」よね。 って言ったときに、自分が「食べること」が可能な意味と… 相手に対して「尊敬」の意味を含めて「召し上がる」と同様の意味を表すのと 二つの意味に取れちゃうわけじゃん? (例としてはイマイチだけど、勘弁ね(^^;) これを 賞味期限過ぎてるけでど「たべれる」よね。 って変えると、自分が「食べること」に限定されるわけさ… だけどね。 「すごく」って使うところを「すごい」って使うと、 これとは逆に受け取り方によっては二つの意味の判別が できなくなる事が起きてしまうわけよ! じゃぁ、復習ね。(^^) 「すごい」 … 形容詞:名詞を修飾 「すごく」 … 副詞:名詞以外を修飾 これを踏まえて、この記事のタイトルを例にしてみますとぉ~~ 『 【すごく】気になる話… 』 「すごく」は名詞以外を修飾するから、「気になる」にかかるわけ… だから「すごく気になる」「話」なのね。 これが、 『 【すごい】気になる話… 』 だと、 「すごい」は名詞にかかるわけだから、「話」にかかるわけ… だから、「すごい話」があって、それが「気になる」…じゃん? 同じようなのはいっぱいある… 「すごく腹が出てる」 まぁ、大きなおなかって事やね。 「すごい腹が出てる」 なにかわからないけど、「すごい腹」があって、 それが「出てる」って事だよね。 とまぁ、混乱の元になってるわけですわ! でね、こんなん普通に友達同士で喋ってる時はいいんだけどさぁ~ どうにもこうにも気になって仕方がないのが、 テレビに出ている人達… しかも、レポーターとかなんとかわけのわからない肩書きとは言え、 仮にも「喋ることを商売としている人達」が平気で、 「すごいうれしいです。」 「すごい感動しました。」 とか言ってると、げんなりしてしまうだよねぇ(^^; しまいにゃ、アナウンサーまで言い始めてるからね(--; しかも、それを周りが注意しないこと… でもって、なぜ正す方向に世の中が動かないのか?って事… 影響力のある人が、一言言えば少しは変わると思うんだけどなぁ~ このあたりって、今は学校だとどうなってるの? そういう事って教えないのかなぁ? 「すごく」不思議… (^^; 「的を得る」なんて、だいぶ使わなくなってきて、 ちゃんと「的を射る」って言ってる人多くなってきたと思うもん! 前述の記事でも言ってるけど、アタクシだって絶対に間違わないって 自信はないけどさぁ~ それでも、一応意識はしてるのよん♪ え? なんでそんな事にこだわるかって? それはね、「わかる人にわかって欲しい」からってのがあるのさ… こんなの気にしない人は全く気にしないだろうし、 気にならないと思うのね。 でも、気にしてる人は気にしてるわけよ(^^; 気にしてる人に 「ん?」って思われたくないんだよね。 たとえばきちんとした仕事上での付き合いをする人に対しては こういう所、アタシャ見るからね。(^^; 正式な席で、「すごいうれしい」とか「食べれる」とか 言われると、テンションさがるっちゅうねん! これがね、逆の立場になったときに「怖いな」って思うのよ。 だから、誰がなんと言おうとも、極力気を使うようにしてるんです。 って事で、気にならない方は流してくださいな…(^^; もうねぇ~ テレビ見てると気になって気になって仕方なくて、 どうしても、言いたくなっただけだからさ… とは言え、知らずに使っている「言葉の誤用」ってのは、 実はいっぱぁ~~~~~~~~い、あるんだよね(^^; そういうの読む度に大きな事言えないな…とも、思うんだけどね(T_T) #
by kizzarmy_wording
| 2006-08-24 09:23
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