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以前こんな記事を書きました。 『 【すごく】気になる話… 』 『 すごくやばい お話… 』 全てはこれが原点と言ってもいい位…(^^; なので引き続き調べたりしているのですが、 今回の記事を書く際に気が付いた事があるので、 まずはそのご報告から… (^^; 【大辞林】Yahoo版より引用 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー すご・い2 【▼凄い】 (形) [文]ク すご・し [1] ぞっとするほど恐ろしく思う。たいそう気味が悪い。 ・ ―・い目つきでにらまれる ・ ―・い絶壁 [2] 常識では考えられないほどの能力・力をもっている。並はずれている。 ・ ―・い怪力 ・ ―・い根性 [3] 恐ろしいほどすぐれている。ぞっとするほどすばらしい。 ・ ―・い性能の車 ・ ―・い腕前 ・ ―・い美人 [4] 程度がはなはだしい。 ・ デパートは―・いこみようだ [5] ひどくものさびしい。ぞっとするほど荒涼としている。 ・ かれがれなる虫の音に松風―・く吹きあはせて 〔出典: 源氏(賢木)〕 ・ 古畑の岨(そば)の立つ木にゐる鳩の友呼ぶ声の―・き夕暮 〔出典: 新古今(雑中)〕 [6] ぞっと身にしみて寒気を感じるようだ。鬼気迫るようなおそろしさだ。 ・ あたりさえ―・きに、板屋のかたはらに堂建てて行へる尼の住まひ 〔出典: 源氏(夕顔)〕 〔補説〕 心に強い衝撃を受けて、ぞっと身にしみるさまの意が原義。 平安時代から見える語で、良い意味でも悪い意味でも用いられた。 近代以降、心理的圧迫感を伴わない用法が生じた 〔派生〕 ――さ(名)――み(名) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー すごく2 【▼凄く】 (副) 〔補説〕 形容詞「すごい」の連用形から 程度がはなはだしいさま。大変に。大層。非常に。主に会話で用いられる。 ・ ―速い ・ 朝晩―冷える ・ ―酔っぱらう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上の事から、 大前提として押さえておきたいのは、 「凄・い」… 【形容詞】 「凄・く」… 【副詞】 で、 【形容詞】… 名詞を修飾する 【副詞】… 名詞以外を修飾する なので、 「すごい きれい」とか 「すごい 熱い」とか 「すごい おいしい」とか 「すごい うれしい」とか このあたりは間違いだって話… とまぁ、これが前回までの復習ね。(^^) まず補足したいのが、 「凄く」ってのは「凄い」の「連用形」であるって事 以前は「品詞の違いじゃないの?」って言ってたんだけど、 「凄い」の活用で、用言に連なる時の活用として 「凄く」があるって事なんだね。 まあ、「連用形 = 副詞」って事でもあるんだけどね。 この活用って部分からしても、 「凄く」が名詞を修飾する「連体形」ではなく、 名詞以外を修飾する「連用形」であり、 「凄く」の後に「名詞」は来ないってのがわかるわけです。 活用も復習してしまいましょう! <形容詞の活用> 未然形-かろ 連用形-かっ・く・う 終止形-い 連体形-い 仮定形-けれ 命令形-かれ 「すごい うれしい」を認めるとなると、 <形容詞の活用> 未然形-かろ 連用形-かっ・く・う ・「い」 終止形-い 連体形-い 仮定形-けれ 命令形-かれ となってしまうんですが、 そんなもんありゃせんのですよ。(^^; ここで、若干ひっかかりのある事実が発覚! 「名詞を修飾する副詞もある」 ってな記述を発見してしまったんですが。 でも大丈夫、これは特殊なケースで 「かなり 昔」 「もっと 奥」 ってな感じで、空間、時間を表す名詞を修飾する場合 そして、もうひとつ「形容詞的名詞」を修飾する場合ってのが あるんだけど、これがおもしろい! 妙に子供っぽい人がいたとするじゃない? 「あの人子供っぽいよね」って言うのを 「形容詞的名詞(ここでは子供)を修飾する副詞」を使って表現すると 「あの人 すごく子供だよね」となって、意味がわかりますよねぇ? これを、今流行の「すごい」と「すごく」の使い分けの出来ない状態で言うと 「あの人 すごい子供だよね」となって、意味が変わりますよねぇ? なにかすごい能力やら特徴のある「子供」を指している事になっちゃいます。 (確かに「大人」を指差してこう言えば「すごい きれい」と同じ様に 通じなくはないのですがね(--;) この事からも、「すごい」を副詞として使う事は、 「間違い」と判断できるんです。 っていうか、今一般的に認知されている 「日本語文法」では説明できないんです! いいじゃん!! 乗ってきたよ(^^)v 更に! 形容詞って、文の終わりに持ってくると「い」又は「しい」 で終わるって言う性質があるんだよね。 「花は きれい」 「音が うるさい」 「昼は あかるい」 「彼は すごい」 この事からも「凄い」は「形容詞」であり、 名詞を修飾するものだという事がわかります。 よって! 「すごい」は形容詞であり、形容詞とは名詞の前につくモノである。 と結論付けられるのです。 にもかかわらず、最近はアナウンサーまでが 「すごいきれいです」 「すごいにぎやかです」 とか言い始めたこの事実… アナウンサーって凄いんだよ。 「イントネーション辞典」とか使って勉強するんだよ! ひとりで中継の練習したり、口を動かす訓練したりするんですよ! なのに! なんでこんな事になってしまっているんでしょう! ほんと不思議なんです。 そこで、やっと本題… (^^; この憂うる事態を打破するために、アタクシ考えました! いつも言ってるけど、別に友達と話してる時とかはどうでもいいんです。 (まぁ、あえて間違って使ってるとかの認識はほしいけど…) ちょっとした正式な場とか、仕事上とか、目上の人と話すときは 「とても」 と言う言葉を使う癖をつけたらいいんじゃないかな? ってのをご提案させていただきたいと思います。 「すごい」を使いたくなったら、すぐに 「とても」に変換してください(^^; 「とても きれい」 「とても しずか」 「とても おいしい」 どうよ? 一気に、マドムアゼル気分じゃん? (^^) ギャハハハハ… 「すごい」を形容詞として使いたい時に万が一「とても」に変換すると 「とても 人」(すごい人) 「とても 建物」(すごい建物) 「とても 景色」(すごい景色) さすがにこれは変だと思うでしょ? (^^; だから、言い間違える事もないじゃない? 「とても 人」… 変だと思うでしょ? おかしいと思うでしょ? 違和感あるでしょ? これと同じ違和感をアタシャね、 「すごい おいしい」ってので、 ずぅ~~~~~っと感じてるんです。(^^; ちょっとこの違和感、共有してもらえたかな? しかも、更なる福音がある。 「凄い」の本来の意味確認しましょう! [1] ぞっとするほど恐ろしく思う。たいそう気味が悪い。 なんだよね。 なので、「すごく/すごい」を使い分けても 「すごく きれい」 「すごく しずか」 「すごく おいしい」 は、厳密にこだわると あまりきれいな日本語ではないわけです。 これを「とても」にすると、この問題もクリアできるんですな! さぁ! みんな! 今日から「とても」を使おうよ! もしかすると、どこかであなたの株がアップするかもしれません。 どこかで、アタクシがそれを聞いたのなら、 「おぉ! こやつできるな!!」 って、思うかもしれません。 そう、単にアタクシなんぞに思われただけでは、 特にそこから何かが始まるわけではないのが 微妙ではあるのですが… (^^;
by kizzarmy_wording
| 2008-06-05 09:26
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