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ちょっと前までは、ここまで酷くなかった様な気もするんだけど… しかも、表面的には「よくしようとしている」と言う姿勢が 更に自体を悪化させるという、 矛盾を伴う、非常に悲壮感漂う状況になってるわけですな… なんでこんな事になっちゃったでしょうね? って、まぁ、大体分かるけどね(^^; あ! なんの話かまだ言ってませんでしたねぇ~ (タイトル見れば、だいたいわかるか… (^^; ) 本日のネタは接頭語の 「お(御)」 です。 簡単に言えば、「名詞」や、「動詞の連用形」につけて敬意を 表すのに用いられる語ですね。 で、この「お」も使い方によって、 「謙譲語」としての「お」と、 「尊敬語」としての「お」があるんです。 あぁ~~~~~… (--; もう、「謙譲語」とか「尊敬語」とか見ただけで、 なんだか読む気半減… 「そんなのどうでもいいよ!」 って言いたくなりますよね(^^; でも、単純に考えるとそんなに難しくなかったりします。 「謙譲語」;自分の動作について 「尊敬語」:相手の動作について と覚えると楽… (^^) なので、「お」の謙譲語としての用法って場合は、 「自分の動作」に「お」を付けることね。 「お送りします」 「お答えします」 という感じでしょうか… 一方、「お」の尊敬語としての用法は 「相手の動作」に「お」を付けるわけだから 「お掛けになる」 「お食べになる」 「お済ですか?」 あたりでしょうか… ( 「お」より「ご(御)」の方が多いかも…) これを踏まえると、単にあたまに付けるだけで、 丁寧な言い方になる「万能薬」とも言えますよね。 しかし! それをいい事に、 なんでもかんでも、「お」を付けりゃいいってもんじゃない! (--; これも、明確な基準があるわけじゃないので、 結構感覚的なものになっちゃうんだけど、 最近あまりにも、なんでもかんでも「お」をつければいい的な 傾向が強すぎて、アタクシ、若干閉口しておるわけです。 ちょっと前まで… (というか、アタシャ、学校ではそう教わったけど…) 「外来語には『お』はつけない」 ってのが、あったんですね。 いちばん有名なのが「おビール」ね。(^^; これも、現在では、「もういいんじゃないの?」という 扱いになって来てるみたいですしね。 とはいえ、繰り返しますが、 なんでもかんでも、「お」を付けりゃいいってもんじゃない! (--; そして、特に気になるのが、1対1で割とまとまった時間 サービスを受ける様な業種の方にこの傾向が強いんじゃないかな? 例えば、マッサージ… 例えば、歯科衛生士… 背景にあるのは、「過当競争」… (^^; これらの業種の「経営者」は、早い話、大変なわけですよ! 激しい競争の中で、サービスの向上、他との差別化等々… 前面に打ち出さなきゃ、生き残れないわけですからね。 そこで、言葉遣いもそれなりの指導が入るんじゃないでしょうか? ところが! それまで、「まともな日本語」を話す機会がない人達が 急にそんな事言われても、即実践できるわけがないじゃない? まさに、付け焼刃… 更に、悪いのは、「グレーゾーン」の用法について、 きちんと指導できる人がいないんじゃないかな?ってのを 強く思うわけです。 つまり、教える側も、 「なんでもかんでも『お』をつければいいと思っている」 と思われる節がある…(^^; じゃ、どうすればいいか?って話になるわけですが、 前述したように、かなり「感覚的部分」があるので難しい… でも、名詞に使う場合のひとつの指針としては、 そのモノが、相手や自分にとって「価値のあるものかどうか?」 ってを考えるといいと思うんです。 その辺にあるもの、単なる道具、消耗品等に、 「お」を付けると「変な感じ」がする事が多い… たとえば、 「お椅子におかけになってください」 あたりかな… 名詞の場合「お」を付けるのってかなり 「おを付けた形、固定」のものが多いと思います。 「お箸」「お茶碗」「お水」 それは、やっぱり、大事なものだったり 価値あるものだったりが多いんですよね 柳原加奈子さんのネタで、まさにこの事を 皮肉ったのがありますよね。 化粧品販売員の、「お下地」ってやつね。(^^; さすがに、「おファンデーション」とかは言わなそうだけど、 「お口紅」位は言いそうで怖い… (^^; そして、それを裏付けるかのような、末期的な状況を 先日テレビで見てしまいました。 ある芸能人が、整体か、マッサージに行ったらしいのですが、 腰が痛い事を伝えると、その施術師は、 「いつ頃から、おヤバくなったんですか?」 と、言ったって言うんですね。 あきらかに、 「なんでもかんでも「お」をつければいい」 って思ってるって事ですよね?(^^; 「お」を多用しすぎていないか? 「お」をつけるべき対象か? ちょっと意識するだけで、よりよくなると思うんですけどね。 って事で、実は似たようなのに「です」ってのがあります。 次回は、この「です」のお話です。 (^^)
by kizzarmy_wording
| 2009-04-07 10:23
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